収穫

先日、久しぶりに実家を訪れました。

父が病気をして以来あまり遠出をしなくなっていた両親の生活は、コロナの影響もあまり受けず、以前と同じペースで時間が流れていました。

両親にとってお菓子と言えばマッターホンのサバラン。兄が生まれた年のクリスマス、そこで買ったホールケーキを近所に住む祖父が自転車で届けてくれました。その後毎年、私と双子の妹が成人するまで、その楽しみは続きました。

今では地元以外でも名が知られるようになりましたが、包装紙の鈴木信太郎画伯の絵は変わらず。両親の「お菓子と言えばサバラン」というのも変わらず。今は横浜に移った実家に帰るときには、よく買っていきます。

今回は実家で母とたわわに実った柿を収穫しました。ずっと渋柿だったのに一昨年から突然甘くて美味しい柿に変わったのだそうです。毎年変わらず実をつけ、今年も沢山の実をつけたこの木。気付いたらそんな木になってました。