日常から離れて過ごすボルドーの休日
リネンとおいしい時間

ボルドーでの休日

October, 2017

 

年2回パリで開催されるメゾン・エ・オブジェ(インテリアの見本市)。世界中から集まった素敵なオブジェの数々。3日間歩き倒し、見尽くしてきました。パリでの仕事を終えた後は、TGVで南下しボルドーへ。こちらではゆっくりとした時間を過ごすため、郊外のシャトーに滞在することにしました。




日常から離れて過ごすボルドーの休日
 

―― 街から少し離れたプライベートシャトー


ボルドーの中心街から約11kmの場所にある「CHATEAU LE PAPE」。葡萄畑を抜けて到着する無人のエントランスでは、管理人さんが鍵を持って出迎えてくれます。客室は全部で5つ。聞こえてくるのは鳥の声と風に揺られる木の葉音だけ。ゆっくりと肩の力が抜けていきます。
 




日常から離れて過ごすボルドーの休日

日常から離れて過ごすボルドーの休日
 

―― 緑に囲まれたお部屋

泊まったお部屋は、2ベッドルーム。それぞれブルーとピンクのカラーコーディネートで、ドアマーカーはタッセル。照明のスイッチやコンセントのデザインも可愛く、素敵でした。
 




日常から離れて過ごすボルドーの休日


―― 道沿いには甘い木いちご

 

さっそく周辺を散策してみようと外へ出ました。シャトーのすぐそばには美しい木のトンネル。道沿いには木いちごがたくさん実っていました。澄んだ空気と穏やかな気候に、心も体もリフレッシュ。トンネルを抜けると、そこには一面の葡萄畑が広がっていました。

 




日常から離れて過ごすボルドーの休日

日常から離れて過ごすボルドーの休日

 

―― CHATEAU HAUT-BAILLYを見学

こちらは宿泊しているシャトーと同じオーナーのCHATEAU HAUT-BAILLY (ワイナリー)。翌日からの収穫を控えた一面の葡萄畑が太陽に照らされてキラキラと輝いています。ここは石灰岩が多い土壌。カベルネ・ソーヴィニヨンに加えメルローも多く栽培しています。今年の四月には遅霜で被害を受け、夏も例年より雨が多かったとのこと。収穫を皆さん心待ちにしていたようです。



日常から離れて過ごすボルドーの休日

日常から離れて過ごすボルドーの休日
 

―― ゆったりとした時間の流れに癒された滞在

敷地内には、この土地の石灰岩で作られた古い醸造庫が。中にはずらりと並んだ熟成の為の樽。宿泊したCHATEAU LE PAPEの葡萄もここで一緒に時間を重ね、美味しいワインとなります。
最後はもちろんティスティング♪ 3種類のワインを堪能しました。

パリでの緊張感から解き放たれ、ゆったりとした時間の流れに癒されたボルドーでの休日。
また再び訪れたい場所がひとつ増えました。