日常に季節を感じる心のメンテナンス リネンとおいしい時間

あたたかな日の光がてらすLINEN & DECORのサロンで、
早春の花々の可憐な香りに包まれるフラワーレッスン。

February 20, 2015

 

LINEN & DECORのサロンでは以前ご紹介したパン教室の他にもフラワーレッスンを開催しています。レッスンを担当されているのが、フラワー・グリーンスタイリストで「green&knot」主宰のさとうゆみこ先生です。フラワーショップ、インテリアショップ「IDEE」、専門学校の講師を経て、現在はフラワーコーディネートから空間スタイリング、ガーデンデザインまで、様々なジャンルで活動されている人気の先生が、ここ二子玉川のサロンで定期的にレッスンを開催しています。今回はそのレッスンの様子をのぞかせていただきました。



可憐な香りに包まれる春のフラワーレッスン

 

可憐な香りに包まれる春のフラワーレッスン

 

 

可憐な香りに包まれる春のフラワーレッスン
 

――生産者の方から直接お話を聴ける特別な機会

この日はクリスマスローズをメインとしたブーケのレッスンでした。先生自身も、自分のレッスンでは良い花材しか使わないと言い切るほど、花の質にはこだわりがあります。本日の主役もまた、普段なかなか見ることのできない「ピンクフロスト」という品種のクリスマスローズ。「茎も太く、パリッとしてなんとも頼もしい。原種を両親に持つ交配種だそうで、野性的な趣がたまりません。」と先生も太鼓判の品種です。そして今回は特別にこのクリスマスローズの生産者である童仙房の藤田さんから直接お話を伺えるスペシャルレッスンという事で、生徒さんたちも先生も興味津々です。



可憐な香りに包まれる春のフラワーレッスン

 

可憐な香りに包まれる春のフラワーレッスン

 

可憐な香りに包まれる春のフラワーレッスン

 

可憐な香りに包まれる春のフラワーレッスン
 

――同じ花材を使っているのに、それぞれが個性あふれるブーケに

さとう先生のレッスンは使用する花材の説明や、束ね方のレクチャーから始まります。まずサロンの中央で先生自身がお手本となるブーケを束ねていきます。360度どこからみても丸くなるように作る今回のブーケでは、どの花から束ねるのかを丁寧に説明してくれます。今日のレッスンでは、初めてブーケを作る生徒さんが多かったようで、皆さん真剣にメモをとっていました。他にも、水揚げ(花を長く楽しむために行う作業)の方法や、花にあった楽しみ方も詳しく教えてくれるため、先生のレッスンで作ったブーケは長く楽しめると生徒の皆さんが教えてくれました。今回使用しているクリスマスローズも花持ちが良いそうで、最後は美しいドライフラワーにもなるようです。



可憐な香りに包まれる春のフラワーレッスン

 

可憐な香りに包まれる春のフラワーレッスン


 

 

――フラワーアレンジとリネン

サロンのテーブルに用意されているのはリネンのプレースマット。ブーケを作る前に花を一本一本整えていくのですが、花をバケツから引きあげた時にでる水滴をよく吸い込み、散らばった茎や葉をまとめるのにリネンのプレースマットが大活躍しています。葉っぱのくずをまとめてダストボックスなどにそのままもっていける、ハサミの刃を使用後に拭いたり、余った花を包んだりと一枚あることで一式の作業がスムーズにできるのでおすすめだそうです。

 

 

 

可憐な香りに包まれる春のフラワーレッスン

 

 

可憐な香りに包まれる春のフラワーレッスン

 

 

――レッスン終了後は季節のお菓子でティータイム

レッスン終了後のティータイムには大きなリネンのテーブルクロスを広げて、ティータイムのスタートです。毎レッスンには季節にあわせたお菓子とコーヒーのサービスがついています。この日はバレンタインデーという事もあり、特製のガトーショコラ。LINEN & DECORのオーナーのお二人がポーセラーツで作ったオリジナルのプレートがテーブルを飾ります。ブーケに入らなかった小さなクリスマスローズを大切にまとめて持ち帰る生徒さんのミニブーケがとても可愛かったです。

 



可憐な香りに包まれる春のフラワーレッスン

 

 

可憐な香りに包まれる春のフラワーレッスン